えりまとの在る所

記録を綴って愉快に生きようと試みる

記録(2022年10月26日)*読書メモ(10/26/2022 シェイクスピア作『夏の夜の夢』土居光知訳)

記録(2022年10月26日)

読書1時間 ◎(計2時間)
瞑想15分

◎(計15分)

運動
  • ジョグ20分
  • 日替わりプッシュアップ100回
    • タックプランシェプッシュアップ100
  • EMOM ストレートバーディップス40回×3分計120回
  • EMOM リングディップス30回×3分計90回
  •  HIIT
    • Bicycle Crunch→Mountain Climber Twist→V-up→Trunk Curl→Russian Twist
    • 各種目20秒休憩10秒計2分20秒
未回収分

読書517時間(10月の読書時間計47時間)

読んだ本
起床時刻

6:20起床

 

10月の目標

 

読書メモ(10/26/2022 シェイクスピア作『夏の夜の夢』土居光知訳)

 

シイシュウス

 ...かかる手品を強烈な想像力はもつてゐるので、

 ある喜びを感じただけで、

 その喜びをもたらす者を心の中に思ひ浮かべ、

 また暗の夜に、ある怖しいことを想像すると、

 ざうさもなく灌木が熊と見えるのだ。

シェイクスピア作『夏の夜の夢』土居光知訳 152頁

 

想像次第で何でも思ったように受け取れる。

これって、我々が常日頃無意識にも行っている「思い込み」のことですよね。

 

「灌木が熊と見える」...

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」この諺を思い出しますね。

なんか似たような詩に「柳の影がどうたら...」ってのがありませんでしたかね?

 

シイシュウス

 何もできぬ人達に感謝してやるのが尚更深切といふものだ。

 彼等が間違ふところを好意を以て受け取つてやり、

 忠義な心でしてしくじった事を、

 出来榮えは問はず、その心掛けを尊重してやればよいのだ。

シェイクスピア作『夏の夜の夢』土居光知訳 157頁

相手が誰であろうと心からの感謝を表す。

 

新人アルバイトの方が慣れない仕事であたふたしていると、

「焦らなくても大丈夫だよ、頑張れ!」と暖かく親身な目で見やる...

それと同じでしょうか。違うか。

 

 

シイシュウス

 ...この沈黙の中から私は歓迎の意を汲み取つたのだ。

 畏敬の念を以て忠義をつくす謙虚さから、

 づうづうしく、大胆不敵に雄辨を振ふ、

 長廣舌以上のものを私は感得する。

 それだから、私の耳には、愛情と、ものも云へぬ単純さとは、

 黙つてゐればゐるほど雄辨なのだ。

シェイクスピア作『夏の夜の夢』土居光知訳 157頁

 

シイシュウス...ものすごく優しい!

謙虚さゆえにものを言わない...これは『リア王』のコーディリアの態度ですね。

 

シェイクスピアは「相手を真に尊敬すれば厳かな態度になる筈だ」

と考えていたのでしょうか。

 

 

ライサンダァ

 ...聲を出すだけでは不十分で、正しく聲を出さねばならぬことがわかりました。

シェイクスピア作『夏の夜の夢』土居光知訳 157頁

プレゼンをするたびに毎回思うこと。「正しく声が出せていない!」。

 

 

それでは、また明日。