記録(2022年9月12日)*読書メモ(9/12/2022 夏目漱石『彼岸過迄』)
記録(2022年9月12日)
読書1時間 | ◎(計4時間) |
---|---|
瞑想15分 | ◎(計30分) |
運動 |
|
未回収分 |
読書559時間(9月の読書時間計47時間) |
読んだ本 | |
起床時刻 |
6:00起床 |
9月の目標
書メモ(9/12/2022 夏目漱石『彼岸過迄』)
田川敬太郎が松本と始めて合い会話する場面。
「夫でゐて、碁を打つ、謡を謡ふ。色々な事を遣る。尤も何れも下手糞なんですが」
「夫が余裕のある証拠ぢゃないでせうか」
「余裕つて君。ー僕は昨日雨が降るから天気の好い日に来て呉れって、貴方を断ったでせう。其訳は今云ふ必要もないが、何しろそんな我儘な断わり方が世間にあると思ひますか。田口だったら左う云ふ断り方は決して出来ない。田口が好んで人に会ふのは何故だと云って御覧。田口は世の中に求める所のある人だからです。つまり僕の様な高等遊民でないからです。いくら他の感情を害したつて、困りやしないといふ余裕がないからです」
小説の中で始めて「高等遊民」の単語が出てきました。
そして私の関心のある「余裕」についても語られています。
ここで松本は、
他者を煩わすことをそもそも気にしない「余裕」を松本は持っていると言っています。
余裕は煎じ詰めると良くも悪くも反応が起こらない状態なのかも知れませんね。
それでは、また明日。