えりまとの在る所

記録を綴って愉快に生きようと試みる

記録(2022年8月18日)*読書メモ(8/18/2022 夏目漱石『虞美人草』)

記録(2022年8月18日)

読書1時間 ◎(計2時間)
英語学習15分
運動

ジョグ20分、日替わりプッシュアップ100回

ブルガリアンリングディップス100回

HIIT(Bicycle Crunch→L-sit→V-Up→Trunk Curl→Flutter Kicks→Squats)各15秒計1分30秒

未回収分

読書624時間(8月の読書時間計36時間)

読んだ本
起床時刻

6:30起床

読書メモ(8/18/2022 夏目漱石虞美人草』)

十一章冒頭、場面は博覧会。

蟻は甘きに集まり、人は新しきに集まる。文明の民は劇烈なる生存のうちに無聊をかこつ。立ちながら三度の食に就くの忙しきに堪えて、路上に昏睡の病を憂う。生を縦横に託して、縦横に死を貪るは文明の民である。文明の民程自己の活動を誇るものなく、文明の民程自己の沈滞に苦しむものはない。文明は人の神経を剃刀に削って、人の精神を擂木と鈍くする。

夏目漱石虞美人草』166頁

これ、執筆当時の明治の慌ただしき人々のことを指して書いてると、

注解にあったんですが今の時代の人にも通用しますね。

というより、よっぽど激化していそう。

明治から生きる人間ではないので、その評価は出来ませんが。

 

無聊をかこつ:暇なこと、その暇を憂うこと

 

それでは、また明日。