えりまとの在る所

記録を綴って愉快に生きようと試みる

記録(2022年4月16日)*創作意欲と春

記録(2022年4月16日)

読書1時間
瞑想15分
運動

ジョグ20分、日替わりプッシュアップ100回

HIIT(Bicycle Crunch→V-Up→Squats→V-Up)各60秒計3分

未回収分

読書686時間

読んだ本
  • 川端康成伊豆の踊子 禽獸 他六篇』
  • アービンジャー・インスティチュート『自分の小さな「箱」から脱出する方法 人間関係のパターンを変えれば、うまくいく!』金森重樹監修・冨永星訳

創作意欲と春

曲やドット絵を作りたいのに何だか集中して作れない。

そんな日々が続いています。

 

落ち着かない創作意欲。どこかソワソワした感覚が常にあります。

 

文章にもそれが表れていますね。

最近は一連の流れが滅茶苦茶になった内容の文章を書いています。

 

 

岡潔さんが書いた「春宵十話」の中に、こんな一節がありました。

季節―冬から春にかけてはぼくの大好きな季節なんですよ。一番いいのは梅の花の咲くころから桜の季節ですね。本を読んでいても一冊の本を集中的に読むことができなくて、あちこちととぶように拾い読みするんです。だから研究みたいなやくざなものができるかという気になって散歩なんかするんです。拾い読みするのは種子をぽつりぽつりとあちこちにまいていくのと同じこと。だから種子をまくきせつなんですね、やっぱり。なんというのかなあ、つまり意識の流れが非常に速くてひとところにとどまっておれないんでしょう。「春の海ひねもすのたりのたりかな」っていいますね。春の海だけが特にゆっくり波打っているわけじゃない。意識の流れのほうが速くなるからそう見えるんですね、あれは。(岡潔『春宵十話』198頁)

 

なるほど。「春は意識の流れが速くなりすぎて1つの物事に注力できにくくなる」と。

 

寒さにじっと耐える季節から物事が活発に動いていく季節へ移り変わり、

入学、就職、住居など社会的環境が大きく変化するこの時期。

意識の流れがとんでもないくらい速くなってしまうのも致し方ないことですね。

 

じゃ、代わりにどうするのが適切かと言えば「多くの種子をまいていけば良い」と。

「色々なことをつまみ食い程度に試してみる」と私は捉えました。

 

私の場合創作に関しては、

  • ドット絵を描く
  • 曲を作る
  • そんでもって動画にして公開する

という紋切型のルーティンがあります。

どうやら、この一連の流れにどこか退屈な感じを覚えてしまっています。

「型にはまるとつまらなくなり、型にはまって作ったものもつまらなくなる」

ということでなんでしょう。

 

春の意識の加速化とも相まって、尚更ものが作れなくなっているようですね。

 

ちょっと趣を変えて旅をするように創作意欲をぶらつかせてみることにしましょう。

 

 

...と思っていたことを実際に文字にしてみると、

何だか面白い発見や気づきが得られそうな気がしてワクワクしてきました。

このワクワク感を見失わないようにしたいですね。

 

それでは、また明日。