えりまとの在る所

記録を綴って愉快に生きようと試みる

記録(11月28日)*「先延ばし」を助長する思考の型

記録(11月28日)

  読書1時間:◎

  瞑想15分:◎

英語学習1時間:◎
  ブログ更新:◎(朝)
     運動:プッシュアップ100回、ジョギング20分

       :(バーティカルヒューマンフラッグ→ヒューマンフラッグ)30回

       :ストラドルフロントレバーの練習

 スワイショウ:500回

未回収の良行動:読書760時間、英語学習5時間

回収分の良行動:無し

読んだ本

 

 「先延ばし」を助長する思考の型

ここ暫く断続的に悩まされ続けている、精神停滞や無気力感、思考能力の低下

その本当の原因が「先延ばし」を助長する思考の型であることに気づきました。

 

「行動」より前に位置する「思考」がそもそも不味かった

これまでその原因は、以下の事柄によると考えていました。

  • 運動不足(とりわけジョギング)
  • デジタル機器に使われていたこと
  • ノートの記録が粗雑になったこと

ですが実のところ、どれも確実な原因だと断定できず、本格的な対処も取れず、

本当のところは何が不味いのかよく分からないでいたのです。

良習慣の継続失敗を繰り返している、という事実がそれを証明していますね。

 

そこで今回、内省を通して納得できた原因が先にも述べた、

『「先延ばし」を助長する思考の型』、というモノ。

上記の原因候補とこれを比べた時に何が異なるかと言えば、

前者は行動であるのに対して、後者は行動より前に位置する思考であることです。

 

つまるところ、思考の段階がそもそも不味かったために、

思考から派生する行動が思い通りにいかなかった、ということです。

 

『「先延ばし」を助長する思考の型』が生み出す負の状態

実際、私に何が起きていたのかを説明します。

 

まず、『「先延ばし」を助長する思考の型』は、

何かやるべきことがある時、それについて考えたり・取り組もうとしたりすると、

「面倒だ」「やりたくない」と否定的なことを想起してしまう思考のパターン

のことです。

 

やらないといけないことに対峙するとこんなことばかりが頭に浮かぶもんですから、

当然やる気は低下します。やる前にやりたくなくなるのです。

それでも、粉微塵になったやる気を基にちょっとは取り掛かろうとはしますが、

やはり面倒な物は面倒。どうも手を付けられないのです。

遂には「やってらんねぇぁ、また今度にしよう」と脊髄反射的回答がなされ、

やるべきことが敢え無く先延ばしにされてしまいます。

 

それで、やるべき時にしっかり熟せることが出来れば問題はありません。

ですが、私はものぐさな人間。やらない時は頑として徹底的にやりません。

 

とは言え、「先延ばししたこと」は気に掛かるもので、

頭の中に浮かんだり消えたりを繰り返します。

差し詰め、バックグラウンドで動くソフトウェアのように。

 

そうやって脳内メモリの何割かが「先延ばししたこと」に占有されるわけですから、

直面している考えるべきこと・行動に身が入りにくくなります。

つまり、精神・思考・行動が制限・鈍化された状態となり、

「先延ばししたこと」以外のことも中途半端になってしまいます。

 

精神・思考・行動の不完全燃焼化は、生活の質の低下と同義です。

生活の質が低下し始めると、精神・思考・行動に数多の無駄が生まれ、

良習慣が継続出来ない状態に陥ります。

早寝早起きが難しくなり、読書をする気にもなれず、英語学習など忘却の彼方へ。

すると、「良習慣に取り組む」→「継続の失敗」→「良習慣に取り組む」...

というループを幾たびも幾たびも繰り返すようになります。

 

ループは繰り返せば繰り返すほど習慣としての特徴を帯び、

「良習慣に取り組む→継続の失敗」というパターンが悪習慣として顕在化します。

先に述べたように、この時点で精神・思考が鈍化されているわけですから、

悪習慣へのまともな対策が打てなくなっています。

失敗の度に状況が悪化していくのは言うまでもありません。

 

このように、なまなかな態度で何度も失敗を繰り返すわけですから、

そのうち自己肯定感は低下し、強烈な自己否定が始まります。

加えて「自分は何をやっても中途半端に失敗し続けるのだ」、

という思い込みも無意識的に抱くようになり、無気力感が生じます。

 

適切な処置が取れなければ上記の負の連鎖はいつまでも続き、

精神停滞や無気力感、思考能力の低下は永久的に続いていきます。

 

長くなりましたが、これが私に起こっていたことの全貌です。多分。

私が『「先延ばし」を助長する思考の型』を打ち破る術

 

何かやるべきことがある時、それについて考えたり・取り組もうとしたりすると、

「面倒だ」「やりたくない」と否定的なことを想起してしまう思考のパターン

が根本原因です。

 

 

そこで、こんな否定的な考え方は金輪際やめて、こう考えることにします。

「難しいこと・面倒なこと」は自分を成長させて且つ頭を良くする楽しいことだ、と。

 

先の否定的な思考の型が発動した瞬間に、この文言を何度も唱えることで、

「不味い思考の型」を「良い思考の型」に転換しよう、というわけです。

 

早速この言葉を紙に書いて作業時に見えるところに貼り付けました。

後は、『「先延ばし」を助長する思考の型』が湧き出てきたら、

咄嗟にこの呪文を唱えて自己暗示をかけるだけです。

 

ただこれだけだと通用しないこともあるでしょうから、

やる気を高めた状態にする以下のルーティンも併用します。

  1. ジョギング20分(精神・思考を明瞭にさせる)
  2. 音読10分以上(前頭葉活性化)
  3. 机周りを綺麗にする(作業効率向上)*省略可
  4. ゼロ秒思考メモや筆記開示でやることを明確化(思考の反芻を停止)
  5. 18分集中法で作業を開始する(とりあえず18分だけはやろう、の心意気)

あくまでも、私に適した方法です。

まとめ

 

先延ばしは思考能力の低下・精神状態の悪化・無気力感を引き起こすかもしれない。

故に、先延ばしを発生させる思考の仕方を、そうでない仕方に変えていくことが大事。

 

 

悩みの原因と対処法が分かったので非常にスッキリしました。

自分を良くしていこう、となると目に見える行動に注意が向きがちですが、

それより前の思考に問題がある可能性も忘れてはいけませんね。

精神毒と思考の型

既に似たようなことを書いていました。

watoma.hatenablog.com

上の記事では、「精神に悪影響を与えるモノ」を精神毒と呼んでいます。

 

『「先延ばし」を助長する思考の型』を含めた「望ましくない思考の型」は、

外界から被るのではなく自己の中で生産して自家中毒を起こす、

という特徴を持つ精神毒だと言えそうです。

余談:原点回帰の効果

2017年、自己改善を開始した当時に読んでいた本の一部です。

今、改めて読んでますが、色々な気づきが得られました。

今回の記事が纏まったのは上記の本のおかげです。

 

 

 それでは、また明日。