えりまとの在る所

記録を綴って愉快に生きようと試みる

優劣を比較せずに「特性」を生かしていく

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生きていれば何かしらの比較をして人々がお互いの優劣をつけますが、

そのことを過度に気にして孤独に続けていくと、

歪な精神が形成されてしまうことがあります。

ですので、優劣を比較する方法で能力の上昇を図るのでなく

ただ「特性」を伸ばしていく、という方法も実践していくことが大事になってくるのではないでしょうか。



身についた「優劣の比較」

学生の頃は「お前の学力はこの学年の全生徒中のこの位置だ」

強制的な優劣の比較がなされます。

それが良いか悪いかはさておき、

そのような比較的評価を受けて学生諸君は勉学に励むわけですが、

そこで既に優劣の比較を基に努力をする、という能力上昇の術を身に着けるのです。

 

そして我々人間の多くは後々の人生においても、

「優劣の比較をすること」で物事に専念するようになる、と私は考えます。

つまりは「優劣の比較」という思考法が我々の体に身についているのですね。

過度な「優劣の比較」とそれに伴う孤独が引き起こすこと

さて、「優劣の比較」というのは我々が成長するための鍵となるものですが、

それは適度で良好な状態であってそう言えるわけです。

 

何事においても言えることかもしれませんが、「過度な」ことは宜しくない

(このブログでも往々にして「中庸を目指そう」とか言ってます)

 

過度に優劣を気にすると、絶対に優秀である必要があるという強迫観念が生まれ、

(劣っていることに対するコンプレックスとも言えます)

「勝つためなら何でもやってやる」というような、

倫理観の欠如した思考に転身してしまうことがあります。

 

また、その思考が端緒となり結果にいち早く結びつくために

孤独に作業を始めるという事態が生まれかねません。

こうなると、周りの人との関係を自ら希薄にしていき、

自分の内側にしか関心が向かなくなってきます。

 

そうなると歪な精神状態が形成されていってしまうのです。

 

何かを成すことができても精神を病んでしまっている、というのはこのような場合が

あるのではないでしょうか。

 

つまりは、過度な「優劣の比較」とそれに伴う孤独が引き起こす悪影響は、

個人個人の人生にかなり大きな大打撃を与えるものなのです。

 

優劣を比較せずに「特性」を生かしていく

そこで能力向上のためのもう一つのアプローチの仕方として、

優劣を比較せずに「特性」を生かしていけるようにする、

ということが大事になってくると私は考えるのです。

 

「特性」はその人が持ちうる特技、やっていると楽しくなれること、などです。

 

これらの「特性」を「他人との優劣の比較の概念」を超越した見方で

心が望むままにやっていく、それが「特性」を生かすことです。

 

この時に他者の介入はあっても、他者との比較はありません

何かを比較しないわけではなく、比較の対象は自分自身になるのです。

 

恐らく、この優劣を比較しない「特性」の生かし方を実践していけば、

しなやかな、それでも芯のある精神の形成と、煩わしさの少ない成長が望める

のではないでしょうか?

 

結果的には、過度な精神的疲弊も無くなり、満ち足りた人生になりそうです。

 

まぁ、私はその域に達していませんがね!

これからそういう考え方を徐々に取り入れていくつもりです。

 

毎日の記録

  継続日数    一日の総合評価   精神状態良好度   身体状態良好度  出来なかった良行動
17
10
10
8
無し

 

総合評価はその日の終わり近くの気分で決定されやすい、

ということに最近気が付きました。

 

どんなに朝が不機嫌でも、それを覆すような上機嫌に後でなれば、

問題ないということです。

「終わりよければ総て良し」とはよく言ったものですね。

 

逆に朝がどんなに機嫌が良くても、

夜までにそれが反転し、超不機嫌になってしてしまうと、

「何だか今日はあまりいい日じゃなかったな」と思ってしまいます。

 

そして、夜の機嫌というのが次の日にも影響しかねないというのが、

気を付けないといけないところなんですよね。

機嫌が良いと、その日を上手く終えることができるのですが、

機嫌が悪いと、その日を上手く終えることが出来なかったり、次の日にその気分を

持越ししてしまうことがあります。これは非常に厄介

このことから重視すべきは午後の機嫌ということになります。

 

私の目標はそういった、

「極度な機嫌の偏りを持たずに、上機嫌を保つこと」です。

 

しかし、それを達成するのはなかなか厳しいので暫くのうちは、

「午後以降はとても精神的に良好だった」という心的環境が作れるように努めて、

「一日の総合評価」と「精神的良好度」の高得点獲得を狙っていくことにします。

 

それでは、また明日。