えりまとの在る所

記録を綴って愉快に生きようと試みる

無駄なことはないが、無駄に「してしまう」

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世の中無駄なことはないが、無駄に「してしまう」ことは多い。

最近そう感じるようになった、えりまとです。

今回は、そういった自分の行為を「無駄」なものにせず、その後も生かすにはどうしたらいいか、ということについて書いていきたいと思います。



無駄はない

疲れがたまってきたとき、このように感じることはないでしょうか?

 

「何でこんなことやってんだ?何の意味もなくね?もう全部が全部無駄だよ!」

 

私の場合、過度の疲れがたまってくるとこのような破壊的思考に陥ってしまうことがあります。

 

「すべて意味がない、全部が無駄だ」と思うことは、

半分正解で半分間違っていることなんですよね。

 

我々は、今を生きて、そして死に至るという結末を迎えます

 

あなたが宗教的観念を持っていないのであれば、その多くの人が

「生きる」というのは何とも刹那的で、結局は何も無くなってしまう、

と思うことでしょう。

 

だったらば、「自身の行動は、無駄なことである」と言うことができます。

ですが、その反面、もっと大きな視野でこのことを再度鑑みてみると、

「無駄だとか、無駄じゃないとか考えること自体がナンセンス」

だということが分かるでしょう。

 

「良いがあるから悪いがある」「真があるから偽がある」、というように

いつかの記事で書いた気がしますが、世の中は二元性で成り立っているわけです。

 

ですがそういった善し悪しの判断は結局我々が勝手気ままにしているものであるので、

本当の正しさとは言えないのです。

 

本当に在るもの、真の正しさは「無駄」も「有益」も同一である、ということ。

そう考えると、概念では無駄なことはない、と言えます。

 

「頭で考えれば分かることだが、それは実用的な事柄ではない」

そう言われれば「ごもっとも」と答えるしかありません。

ですが、私はまずこのことを前提において話を進めたかっただけであって、

今書いたことを理解したうえで話を進めた方が分りやすいのです。

ここから「無駄なことを生まないための方法」を展開していきます。

 

無駄なことはないが、無駄に「してしまう」

なぜ「無駄だと思うこと」が生じてしまうのでしょうか?

 

それは、

『無駄だと思う対象』があなたとの利益、関心などに結びつきがない、と感じるから

もしくは物事を損得の感情で測っているからです。

 

要は意識の問題なのです。

 

多くの人が重きを置くものであっても、あなたが「無駄だ」と感じれば、

それは無駄なことに代わってしまいます。(あくまで、あなたの中で)

この場合、他人から見ればとても有益なことであったとしても、

あなたにとっては無駄なこと以外の何物でもありません。

 

 

また「無駄だ」と感じてしまうことへの取り組み方はどんなものでしょうか?

 

きっと投げやりで、時間が早く過ぎて終わるのを望むという姿勢になってしまっていることでしょう。

 

「関心がないから、やる気を持たずに取り組む」

そういう姿勢が例え「有意義なこと」であったとしても「無駄なこと」として

至らしめてしまうのです。

 

「関心はないけど全力で取り組んでみる」

そうしてみることで、無駄ではないと感じるかもしれませんし、

そういう意欲ある姿勢こそが無駄ではないモノであるとも言えます。

 

本気で取り組めば、それは「将来役立つ経験」にもなりえます。

今はそれが「無駄なこと」だとしても未来で役に立つかもしれません。

 

 

ですから、無駄なことはないが、無駄に「してしまう」と言っているのです。

 

無駄なことを生まないためには?

では、無駄なことを生まないためにはどうすれば良いでしょうか?

先に挙げた原因から得られる答えは以下の通りです。

 

  • 世の中に無駄も有益も根本的にはないということをはっきり知覚する。
  • 自分が無駄だと感じるから無駄なものになるのだと理解する。
  • 「無駄なこと」と決めつけない。意義のある側面を発見する努力をする。
  • 意欲をもって本気で取り組んでみる。
  • 損得の感情を無くす。

 

「損得の感情を無くす」というのは難しくできないこともあると思いますが、

上の4つはできないことではありません。

日々の中で意識を絶やさなければ、可能なはずです。

 

 「世の中、無価値だ無駄だ意味はない!」と思ったときにはこれらのことを実践してみましょう。(まずは私が!)

 

毎日の記録

  継続日数    一日の総合評価   精神状態良好度   身体状態良好度  出来なかった良行動
8
9
8
10
デジタルデトックス

強いストレスがかかると、逃避反応として、

「画面を眺めてしまう」ことがあるようです。

自覚できれば不可避ではないので、その辺りの対処をやっていきます。

それではまた明日。