えりまとの在る所

記録を綴って愉快に生きようと試みる

大嘘つきはどこにいる?

どうも、えりまとです。

突然ですが、人間の中身を二つ、「理性」と「心」でわけるとします。

さて、ここで、どちらかが優位になり、絶対的な力を持つとどうなるでしょうか?

今日は、理性と心の均衡について書いていきたいと思います。

 

 

 

実例:えりまとの場合

私の場合、「理性」が行動や思考の主導権を担っています。

「これは、こうだ!」と決めたら最後、何としても物事を「理性」の力で

達成しようとします。

その際「心」の意見はねじ伏せます。

徹底的に無視します。

 

…というのが少し前までの私でした。

ですが「圧倒的な理性」で生きるとですね、最初のうちはそれでも持つんですが、

段々と雲行きが怪しくなっていき、良好さを保てなくなり

最後は崩壊します。

 

崩壊と恐ろしい言い方をしていますが、どんな具合のものでしょうか。

私の場合、意志、やる気、忍耐力、楽しむ気持ち、先を見据えた行動、といったような前向きな思考や要素が無に帰しました。

積み上げた、トランプの塔(前向きな在り方)が一気に全て崩れ去り、そこから唐突にブラックホールが発生して、何もかも吸い込んでしまうようなものです。

やべぇ、何書いてんのか自分でもわかんねぇ。

 

そして残るのは、自身の怠惰と無気力です。

その後の様子を段階的に表すと…

第一段階「俺は、何がしたいんだ?」

第二段階「もうどうでもいいかな、何もかもがめんどくせぇ」

第三段階「..........」

↑最後は漫然と何も考えずに現実逃避。生気のない目でネットサーフィンを数日にわたってする始末。

 

まさしく、人としての崩壊。強ち、この表現は間違いじゃない気がします。

私はそれを幾度も繰り返しました。そのたびに

「何がいけなかったのか?」

「きっと、自制心がないからだ」

もっと、頑張らなくては!!

と考え、この「理性」の強制による負のループから抜け出せずにいました。

 

さて、ここで何が原因であるかと考えると

「心を無視していた」「心に嘘をついていた」

ということだと気づきました。

 

私は大嘘つきだったのです。

私は、一生懸命、自分の「心」を騙し続けていたのでした。

何かと理由をつけて「心」が何かを感じても、知らぬふりをし続けました。

どれだけ「心」が悲鳴の声を上げても、聞かぬふりをしていました。

 

「理性」と「心」の均衡が大事

それに気が付いてから、なるだけ自分の感じたことや気持ちを素直に、できるだけ鮮明にそう感じたその場で理解するように気を付けました。

「嫌なことだ」と感じたら、その気持ちをしっかり見つめる。

「ちょっと、やってみたいかも」と感じたら、その気持ちを尊重して無視をしない。

そうやっていくうちに、「理性」と「心」の均衡がとれるようになってきました。

 

何事にもへこたれず、どんなに辛い状況に合い、感情が荒波にもまれるような状況にあっても、動じない、それでもタフに「理性」で全てを貫けるというような人は

なかなかいないと思います。そう思います。

大事なことなので二回言いました。

 

無理に気負いすぎず、「心」の本当の声に耳を傾けることがとても大切なのです。

 

逆のパターンもあるでしょう。「心」が権力をもって、「理性」がとんと働かない。

そういう場合も破滅的な状況になるのではないでしょうか。

 

ですから「理性」と「心」の均衡をうまーく保つことが充実した人生を歩むためのカギになるのでは、と考えるのです。

 

嘘つきになっていないか?

寝る前にでも、自分にこう問いかけてみてください。

「自分に嘘をついていないか?これは本当に自分が望むものか?」と。

私はとんでもない大嘘つきだった、と気づきましたから。そうだったとは無自覚だったわけですから、皆さんの中にも、そういう状態になっている人がいるかもしれません。

気づかぬうちに、知らんぷりしてるなんて嫌ですよね。

 

結論

人間の「理性」と「心」を見るとき、どちらかが強力な立場になってはいけない。

両方の均衡を保つことで良い状態を維持できる。

均衡が保てていなければ、生活に支障をきたし、破滅しかねない。

そして「理性」優位の人ならば、「心」が何を思っているのかを積極的に感じて理解する必要がある。

「心」が優位の人は「理性」を、そのうちの自制心を鍛えるといいでしょう。

 

 

 

頑張りすぎも良くないってことかもしれませんね。

この時期は、環境がガラッと変わり、張り切ってしまいがちです。

最大限頑張るよりも適当に頑張るほうが精神衛生上よいのかもしれませんね。

 

これからは楽して頑張れるようになる努力をしていきたいと思います。

ほらそこ「何言ってんだこいつ」とか言わない。