えりまとの在る所

記録を綴って愉快に生きようと試みる

記録(2022年8月30日)*読書メモ(8/30/2022 夏目漱石『思ひ出す事など:他十篇』)

記録(2022年8月30日)

読書1時間 ◎(計4時間)
英語学習15分
運動

ジョグ20分、日替わりプッシュアップ100回

ストレートバーディップス100回、チンアップ60回

リバースグリップストレートバーディップス100回

ブルガリアンリングディップス100回

HIIT(Bicycle Crunch→V-Up→Hollow Body Rock→Mountain Climber→V-Up→Leg raises→V-Up→Trunk Curl→russian twist)各40秒計6分

未回収分

読書595時間(8月の読書時間計77時間)

読んだ本
起床時刻

6:00起床

読書メモ(8/30/2022 夏目漱石『思ひ出す事など:他十篇』)

三世に亙る生物全體の進化論と、(ことに)物理の原則に因って無慈悲に運行し情義なく發展する太陽系の歴史を基礎として、その間に微かな生を營む人間を考えて見ると、吾等如きものの一喜一憂は無意味と云はん程に勢力のないという事實に気が付かずには居られない。

夏目漱石『思ひ出す事など:他十篇』「思ひ出す事など」七

「ちっぽけな存在なんだから思い煩うな」と前向きに感じられます。

もっと気を抜いて楽に生きても好いんですよね。

 

疲れても已め得ぬ戰ひを持續しながら、煢然として獨り其間に老ゆるものは、見惨と評するより外に評しやうがない。

夏目漱石『思ひ出す事など:他十篇』「思ひ出す事など」七

なんだかドキリと刺さった文章です。

 

胃腸が悪く、遂に転地療養先の修禅寺にて、

吐血し医者からは「駄目だろう」と言われた夏目漱石

今迄落付いていた余は此時急に心細くなった。何う考えても余は死にたくなかったからである。又決して死ぬ必要のない程、樂な氣持でゐたからである。醫師が余を昏睡の状態にあるものと思ひ誤って、忌憚なき話を続けているうちに、未練な余は、瞑目不動の姿勢にありながら、半無氣味な夢に襲われていた。

夏目漱石『思ひ出す事など:他十篇』「思ひ出す事など」十四

死の間際まで近づいたとき、人は何を感じ、何を考えるのか。

このことに強い関心があります。

 

それでは、また明日。