えりまとの在る所

記録を綴って愉快に生きようと試みる

努力の代償

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努力をすると、それに相対するモノが出てくることがあります。

つまり、 努力はその後に負の行動を伴うかもしれないのです。



努力の代償

「努力をすることで生まれる負の状態がある」と私は考えます。

負の状態とは、怠惰や、意力喪失、努力の継続が不可能になる、などです。

そう考える主な理由は以下の2つです。

 

  • 意志力を消耗するから
  • 満足感が負の行動を引き出すから

 

それぞれについて細かく見ていきましょう。

意志力の消耗

意志力は消耗します。

「意志力」というゲージがあると想像してもらえればいいと思います。

(例外として、世の中には意志力などないかのように常に活発に活動するバイタリティ溢れた人も存在します。)

 

そして、それが底をつくほど使い切ってしまうと、

努力をする意志力を一時的に失うだけでなく、自己統制力が著しく低下し、

普段は我慢できるようなことも我慢できなくなってしまうことがあります。

 

  • 勉強を1日取り組もうとして、朝は頑張っていたが徐々に疲れてきて、夜の段階では遊びだす始末。
  • 数日間、努力を必要とする作業を取り組むと、最初のうちは張り切って頑張るが、最後の辺りではてんで進捗しない。

 

...というようなことが、その具体的な例でしょうか。

 

では、どのようにすれば意志力が消耗しきることを防げるのでしょうか。

私の考えでは2つですね。

 

  • 意志力が通用する限界点を把握する
  • 意志力を強化する

 

1つは努力の限界点を知ることです。

どのくらい長く努力を継続できるのか、どのくらいの負荷の努力に耐えれるのか、

を感覚で分かるまで試してみるのです。

 

そしてもう1つは、

努力の限界点を超える努力を繰り返して、意志力の強化を図る方法です。

多分この方法をとると、負の状態が過激に表れやすくなるとは思うのですが、

それも込みで、頑張れる状態と頑張れない状態を何度も繰り返してみると、

意志力が頑強なものになると思われます。

 

満足することで生まれる誘惑 

努力をすると、達成感を覚えます。

そしてその時に、心に隙が生まれるのです。

 

心の隙は、またこれも「意志力の消耗」と同じように自己統制力を低下させます。

もしくは、「頑張ったから少しは自分には甘えてもいい」という思考が生まれ、

自己統制力が低下した状況で、

「自分へのご褒美」と称して普段制限していることを開放します。

そうなると最早手の付けようがなくなるのです。

 

つまりは、自分の努力に対して満足するとよくないということです。

逆に言えば、自分の努力に満足しなければよいとも言うことが出来ます。

 

自分の努力に満足しないためには、

  • 努力の終わりに、モチベーションを上げるようなものを見る。

という方法がお勧めです。

 

例えばTwitterなどで「頑張らなくてはならない!」と思えるような、

タイムラインを見ることなどですね。

「あの人が努力をしているのだから、ここで満足してはいけない、更に頑張ろう!」というような気分になれれば心の隙が生まれることもないでしょう。

 

毎日の記録

  継続日数    一日の総合評価   精神状態良好度   身体状態良好度  出来なかった良行動
29
8
6
6
無し

 

7月10日

本日はえげつないストレスに襲われました。

いつもでしたら、その日のうちに怠惰が発生する流れでしたが、

  • 「ストレスによって怠惰が発生する」
  • 「自分はストレスを受けている」

という理解があったおかげか、怠惰に陥ることも時間を無駄にすることもなく、

午後を過ごすことが出来ました。

 

嫌なことを避けるのは難しくても理解することは幾分か容易いことですので、

しっかりと自覚をすることで現状を把握し、

自分を良い方向へと導いていくようなより強い心を作り上げていきたいと思います。

 

それでは、また明日。