えりまとの在る所

記録を綴って愉快に生きようと試みる

記録(2022年8月6日)*読書メモ(2022年8月6日分夏目漱石『二百十日・野分』)

記録(2022年8月6日)

読書1時間 ◎(計1時間)
英語学習15分
運動

ジョグ20分、日替わりプッシュアップ100回

HIIT(Bicycle Crunch→L-sit→V-Up→Trunk Curl→Flutter Kicks→Squats)各15秒計1分30秒

未回収分

読書638時間(8月の読書時間計11時間)

読んだ本
起床時刻

6:50起床

読書メモ(2022年8月6日分夏目漱石二百十日・野分』)

文学者の白井道也(しらいどうや)は己が道を貫徹するために度々職と場所を変えた。

金の力で活きておりながら、金を誹るのは、生んで貰った親に悪体をつくと同じ事である。その金を作ってくれる実業家を軽んずるなら食わずに死んでみるがいい。死ねるか、死にきれずに降参をするか、試めして見ようと云って抛り出された時、道也は又飄然と九州を去った。

夏目漱石二百十日・野分』94頁

 

「貧すれば鈍する」と言う言葉があるように金銭的に苦しくなると、

こういう信念なんかは散り散りになって手につかないと思われるんですけど、

道也先生の場合は窮乏を意に介さず、「じゃ、次の手を」と割り切って行動します。

そういう在り方は、一種破滅的なようですが、なんだか憧れますね。

 

それでは、また明日。