えりまとの在る所

記録を綴って愉快に生きようと試みる

記録(2022年9月28日)*読書メモ(9/28/2022 夏目漱石『余と万年筆』など)

記録(2022年9月27日)

読書1時間 ◎(計4時間)
瞑想15分

◎(計15分)

運動
  • ジョグ20分
  • 日替わりプッシュアップ100回
    • タックプランシェプッシュアップ50回
    • アーチャープッシュアップ50回
  • (MU6回→SBD12回→PU20回)×1
  • (MU6回→SBD12回→PU12回)×3
未回収分

読書537時間(9月の読書時間計86時間)

読んだ本
  • 夏目漱石『余と万年筆』(読了)
  • 夏目漱石『私の経過した学生時代』(読了)
  • 夏目漱石『僕の昔』(読了)
  • 夏目漱石『「東洋美術図譜」』(読了)
  • 夏目漱石『文士の生活』(読了)
  • 夏目漱石『文芸とヒロイック』(読了)
  • 夏目漱石『博士問題とマードック先生と余』(読了)
  • 夏目漱石『「煤煙」の序』(読了)
  • 稲越功一写真・川本三郎文『記憶都市』(読了)
  • ザ・ハレーションズ著『世界の配色見本帳:伝統的なテキスタイルの色使いから学ぶ』(読了)
  • 潮田登久著『先生のアトリエ:大辻清司は私の先生だった』(読了)
起床時刻

5:30起床

 

9月の目標

  • 夏目漱石の小説を読み終える
    • 残りは『坊ちゃん』✅『彼岸過迄』✅『行人』✅『明暗』✅その他小品も
  • 体脂肪率8%へ突入(筋肉量は維持、増加させつつ)
  • 毎日15分の瞑想を朝にやる

読書メモ(9/28/2022 夏目漱石『余と万年筆』など )

 

  • 夏目漱石『余と万年筆』
    • 万年筆はどのくらい長く使えるか
      • 大抵6~7年、最長13年
    • 漱石丸善で「ペリカン」を二本買う
      • ペリカンは万年筆の老舗ブランド
      • 余談ですが、この時代の書き物で丸善が出てくると自然と梶井基次郎の『檸檬』が思い出されます
      • 漱石の扱い方が不味かったのか、そもそも質があまり良くなかったのか、使い心地には満足していなかったようです
    • この原稿は「オノト」で書いてある

 

  • 夏目漱石『私の経過した学生時代』
    • 漱石「学生時代、ほぼ勉強はしなかった」
      • この時代の中学
        • 正則:日本語で授業がある、英語は無し
        • 変則:英語のみの授業がある
      • 予備門(今でいう高校)に入るには変則
    • 大学予備門の試験では、カンニングをしたというカミングアウト
    • 予備門(四年)、大学(四年)
    • 予備門時代は下宿暮らし
      • 『満韓ところどころ』に登場する中村是公とはこの時、一緒に下宿をしていた
      • 不真面目で成績も悪かった
        • 試験に対する態度「我に試験の点数などに関せんや」
        • 遊びとしてボートレースをやったという
        • この暮らしを続けていたため落第した
      • 落第後は真面目に勉強するようになった

 

 

  • 夏目漱石『僕の昔』
    • 坊っちゃん』のお清の便所に落とし財布を拾ってくれた件は実話
    • 漱石武田信玄の家来の末裔?
    • 落語や講釈が好きで子供の時よく聴きに行っていた

 

  • 夏目漱石『「東洋美術図譜」』
    • 先祖が自分を規定する
    • 文学に関して言えば「過去から得るインスピレーションの乏しきに苦しむ」
    • 代わりに海外の思想が影響している

 

  • 夏目漱石『文士の生活』
    • 一番売れたのは『吾輩は猫である
    • " 一体書物を書いて売るという事は、私は出来るならしたくないと思う。売るとなると、多少慾が出て来て、評判を良くしたいとか、人気を取りたいとか云う考えが知らず知らずに出て来る。品性が、それから書物の品位が、幾らかいやしくなり勝ちである。"
    • 漱石の生活スタイルが分かる 
      • 漱石先生もこのような心情を持つのですね
      • 支那料理、西洋料理が好き、酒は飲まない、代わりに菓子と煎茶が好き」
      • 娯楽はあまりない、芝居も好んで見なければ西洋音楽も聴かない
      • 謡曲はやっている
      • 書画には自信がある
      • 趣味は明窓浄机、閑適を愛する
      • 7時起床、23時就寝(8時間睡眠)
      • 昼食後に昼寝もする、昼寝の後は頭の具合がよくなる
      • 出不精で出かけることは少ないが散歩はする
      • 仕事「一気呵成に」でなく「毎日コツコツ」
        • 一回分は大抵3~4時間で仕上げる
      • 日の当たる所で書くのが好み、暑くなると麦わら帽子をかぶる

 

 

 

  • 夏目漱石『「煤煙」の序』
    • どこかに『煤煙』に関して記述があったような

 

 

それでは、また明日。