記録(2022年9月14日)*読書メモ(9/14/2022 夏目漱石『彼岸過迄』)
記録(2022年9月14日)
読書1時間 | ◎(計3時間) |
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瞑想15分 | ◎(計60分) |
運動 |
朝にこれらの運動を行う、キツイ。 エネルギー不足、寝不足、身体が十分に起きていない、などが要因か。
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未回収分 |
読書555時間(9月の読書時間計53時間) |
読んだ本 | |
起床時刻 |
5:45起床 |
9月の目標
読書メモ(9/14/2022 夏目漱石『彼岸過迄』)
往来を歩いて綺麗な顔と綺麗な着物を見ると、雲間から明らかな日が射した時の様に晴やかな心持になる。会にはその所有者になって見たいといふ考も起る。然し其顔と其着物が何う果敢なく変化し得るかをすぐ予想して、酔が去って急にぞっとする人の浅間しさを覚える。僕をして執念く美くしい人に附纏はらせないものは、正に此酒に棄てられた寂しみの障害に過ぎない。
不意に所有の欲が湧いたとしても遥か先にあるその終末が見えてしまうと、
どうにもその欲は散り散りになります。
固定されない美しさを持つ存在はそこを頂点として次第に色あせていく。
...という必然の理が外界を見るフィルターとして常に機能しているならば、
美しさを認めても、「それがなんだ」と虚しく打ち捨てる心持になりましょう。
生命活動の至る所にこの感覚が湧き出るようになると厭世的な人格な理想ですね。
それでは、また明日。