えりまとの在る所

記録を綴って愉快に生きようと試みる

記録(2021年12月14日)読書メモ4

記録(2021年12月14日)

読書1時間

◎(計2時間)

瞑想15分

英語学習1時間

ブログ更新
運動

ジョグ20分、プッシュアップ100回

HIIT(Bicycle Crunch→V-Up→Hollow Body Rock→Mountain Climber→V-Up→Leg raises→V-Up→Trunk Curl→russian twist)各20秒2回計6分

スワイショウ

 0回(計45300回)

未回収分

読書663時間

回収分

読書1時間

読んだ本
  • ダニエル・カーネマン『ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか? 下』村井章子訳
  • 渡辺茂夫『ストレス時代の音楽健康法』
  • ポール・ゴーガン『ノア・ノア』前川堅市訳
  • トオマス・マン『トニオ・クレエゲル』実吉捷郎訳
  • 児玉克順『世界でいちばんやさしい 教養の教科書』

12月の目標

  • 毎日、記録以外の事柄を記事に書く

読書メモ4

 

25章 「参照点」について
  • 心理学「人間は完全に合理的でも利己的でもない。好みがよく変わる」
  • 経済学者ブルーノ・フライ「経済理論においては、経済主体は合理的かつ利己的で、その選好は変わらない」
    • リチャード・セイラ―はこのような人間を「エコン類(Econs)」と呼んだ
    • エコンは非人間的存在
  • 人間はシステム1を有していてエコンのような首尾一貫した世界観を持ちえない
  • 物理的刺激の強さと心理的感度の強さの関係について
    • グスタフ・フェヒナーは以下のように考えた
      • 精神と物質は1つで、精神と物質は対数関係にある
        • 例)音のエネルギーが大きくなった場合、それの心理的な感度も大きくなる
    • ダニエル・ベルヌーイはフェヒナーより先んじて「お金の欲しさと実際に得られる金額」という観点から同様のことを考えていた
      • ↑「効用」と呼ばれる→効用は過去の状況に左右される
      • リスク回避:「ギャンブルで獲得が期待される金額≒確実に獲得できる金額」の場合、人はリスクを避けて後者の確実な方を選ぶ
    • ベルヌーイの考えで幸福の度合いは求まらない→参照点という考えが欠けているため
    • 幸福の度合いをお金で見た場合
      • 「当初の持ち金と、その後の変化」によって決まる
        • 当初の状態のことを参照点(reference point)と呼ぶ
    • 「外界の状況の変化の程度」が刺激の受け止め方の程度を決定する
        • 例)けたたましく音を出すラジオの前で寝ている人が居る。ラジオを消すと、その音量の変化を大きな刺激として受け取って、その人は起きてしまう。ラジオの音量を少しずつ下げて消せば、受け取る刺激の度合いが小さいままであるために気づかな...みたいな感じ?
      • 参照点によって、重視する事柄が変化する。利得を重視できる状態であるか、損失を考慮しないといけない状態なのか
  • 「これまでの状況」というものは人それぞれで違う。そのため、同じ条件の問題などに直面した時の、受け止め方や決定は変化する。お金の「効用」を説いたベルヌーイの考えにはこれが欠けている。

 

それでは、また明日。