肯定的思考は枯れない情熱を生むのか?
「あの人みたいになりたい!」「こういうことを成し遂げたい!」
...というような肯定的思考から生まれる目標や理想を実現することに対してあなたはどう考えますか?
私は肯定的な思考から枯れない情熱を生み出すのは難しいのではないかと考えます。
肯定的思考は枯れない情熱を生むのか?
私の場合、「ああなりたい」とか「こうしたい」といったような、
肯定的な思考に基づく情熱はすぐに枯れてしまうことが多いです。
何故、肯定的な思考に基づく情熱は長続きしにくかったのでしょうか。
以下の2つが私なりの答えです。
- 夢や目標が心の底から望むことではないから
- 夢や目標に危機感を感じることではないから
順を追って説明しましょう。
肯定的な思考から生まれる目標や理想というのは、
その肯定的な思考という性質によって高い水準を求めることが多く、
そうなると「現実の自分」と「理想の自分」の間に埋めがたい差異が
生じてしまいます。
その差異から、
『「理想の自分」というのは文字通り「理想」であって、
現実に起こりえることではない』
と誤認し、
「こうあればいいな」程度の熱意で夢や目標に臨んでしまうことが多くなってしまうのです。
そして「危機感を感じることがない」というのも、
肯定的思考から生まれる情熱が長続きしない状況を助長させてしまっています。
危機感を感じることが無いので「なんとしても成し遂げる」という意思は
徐々に希薄になっていきます。
やがて努力の妥協点を知らず知らずのうちに設定してしまい、
「このぐらいやっておけばいいかな」というようないい加減な取り組み方になってしまうのです。
つまりは、肯定的思考から生まれる情熱はあくまで希望であり「そうならざるを得ない」という状況に自身を促すわけではないことが多いため、枯れない情熱を生み出すことは難しいと言えるのです。
肯定的思考から枯れない情熱を生むためには?
答えは明白で、先の2つの問題点を翻せばいいので、
- 夢や目標が心の底から望むことを夢や目標にする
- 夢や目標に危機感を感じるようにする
となります。
といっても、私は「心の底から望むこと」を見つけることが出来ていないので、
肯定的思考から枯れない情熱を生み出すのは非常に困難なことなんですよね。
Q. 心から望むことを見つけるにはどうしたらいいですか?
ですので、もしこんな質問が来たら私は忽ちこう答えることでしょう。
A. 分かりません。探してください。
よく自己啓発書に「夢や目標を達成するためには、心の底から願うことが必要だ」
みたいなことが書いていますが、そう言い切られた時点で私はアウトなんですよ。
土俵にすら立たせてもらえないわけですから。
「どうすれば心の底から願うことが見つかるのか」
懇切丁寧に教えてほしいものですが、
そこまで事細かに詳しく書いてる本はなかなか見つかりません。
さて、「肯定的思考から枯れない情熱を生むのは困難だ」
ということを分かってもらえたら、
その手段が使えないなら代わりにどうすれば枯れない情熱を生むことができるのか?
という話になってきますよね。
このことについては、一応の答えがありますので、次回書いていこうと思います。
毎日の記録
継続日数 | 一日の総合評価 | 精神状態良好度 | 身体状態良好度 | 出来なかった良行動 |
---|---|---|---|---|
*回収しないといけない良行動
- 読書3時間
7月6日
本日は久々のお出かけ。本を買いに行きました。
暫くは他の本を読まないといけないので、これらの本を読めそうにありません。
しかし私は好きなことは最後に取って置くタイプであり、
そのご褒美のために頑張れる人間でもあるので、
これらの本が読めるときをささやかな楽しみとして後回しにすることで、
努力が続けられそうです。頑張ります。色々。
それでは、また明日。