不快な感情の引き金を置き換える
日々憤慨。些細なことですぐプッツン。
口から火でも吐くのかという勢いで怒声をまき散らす。
(怒りの表現がやや過激)
そんな生活を送るのは懲り懲りですよね。ここまでくるとヒステリーですが。
それでは、 不快な感情の引き金を見つけその他のものに置き換えることをしてみては
どうでしょうか。
不快な感情が生まれる工程
「人間は習慣の生き物である」心理学者のジョン・デューイは言いました。
最近本を読んでいると、まさしくこのことについての内容によく触れます。
キーワードとしては、「習慣」「顕在意識」「潜在意識」などなど。
人間の行動をプログラミングされたロボットとして見立て考えてみると、
となります。
して、「日々の中でイラつくこと」というのは、
となるといえます。そして、「不快な感情を受けた特定の習慣的行動」の多くが
自分に対して、または他人に対しても不利益を生じさせるような、行動をとってしまう
傾向にあるのではないでしょうか。
- イラついたので、不機嫌な態度になった
- イラついたので、ご機嫌な態度になった
これらの2つのうちのどちらがより一般的な反応でしょうか。
「前者の方が普通の反応」というのが私の意見です。
つまりは、「不快な感情に対して建設的な行動を起こす」という意識や訓練がないと、
そういったことは中々起こりえないのです。
ですので、「不快な感情を受けた特定の習慣的行為」の多くが、損を生むような行為になってしまうと述べるわけです。
そんなわけで、後で思い返して嫌な気持ちにならないように、
不快な感情の引き金を置き換えてみましょう。
不快な感情の引き金を置き換える
- 「不快な感情」を覚えたら、何がそう思わせたかを把握する
- 「不快な感情」によって生じる、建設的でない行為、思考を把握する
- 「不快な感情」を感じて引き起こされる建設的でない行為、思考を何か別のものに置き換える。
ここでは、「不快な感情」によって建設的でない行為や思考をしちゃっていますが、
大事なのはその後に「引き金の在りか」と「特定の習慣的行動」を見抜くことです。
まず最初のうちは、機械的な反応をとってしまうかもしれませんが、
何度も繰り返していけば「不快な感情の引き金を探すこと」という習慣が身についてきます。
いずれは「不快な感情」を覚えた時に機械的な反応を示すのではなく、
理性ある思考にすぐ転換し、その場で即座に「引き金の置き換え」をして
処理するという高等テクニック(?)もできるようになるのではないでしょうか。
これに限らず特定の行為、思考に及ぶ「引き金」は日常の至る所に点在しているので、変えたい自分の悪い点も同様に置き換えていけます。
「引き金」探しの達人となって、理性で判断できるようになれる筈です。
こんなことを言っておきながら私はまだまだですがね!
「戒飭」
これから頑張ります。
毎日の記録
継続日数 | 一日の総合評価 | 精神状態良好度 | 身体状態良好度 | 出来なかった良行動 |
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*7月3日に前日と一昨日のデジタルデトックス失敗分で加算された読書2時間
(今日の分も含めれば3時間)と瞑想15分(今日の分を含めれば30分)の2つの
良行動を回収しました。
7月2日
本日の良かったところは、本来焦って不機嫌になり態度が悪くなるところを、
特に気にも留めずに朗らかに在れたことです。
不機嫌な態度をとると、大抵後で自己嫌悪に陥って後悔しちゃうんですよね。
ですので、そうならないように心がけなければなりません。
どんなときでも笑って過ごせますように。笑顔の素敵な人間になろう。
それでは、また明日。