えりまとの在る所

記録を綴って愉快に生きようと試みる

怠惰が行動の原動力?

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認めたくはないことですが、もしかすると私の場合「怠惰」が行動の原動力となっているのかもしれません。

私にとっての 「怠惰に至るまで」と「怠惰から勤勉へ」という流れを辿って、

その可能性を検討してみることにしましょう。



怠惰へと、そして怠惰から勤勉へと向かう流れ

まずは、「勤勉」と「無気力」と「怠惰」という3つの状態から成り立つ

という、私特有?の行動の流れを見ていきましょう。

 

状態1 「勤勉」

 

この状態は基本的に張り切っています。

夜を除いた時間を約80%の力で溌剌と頑張っています。

正しく勤勉にせっせと働く働きアリや働きバチのようです。

 

しかし、その状態がいつまでも続くわけではありません。

頑張るためのエネルギーというのはいずれ枯渇してしまうものなのです。

 

状態2 無気力

 

頑張り始めてから約一週間を周期として、その頑張るエネルギーが枯渇し始めると、

「無気力状態」に突入します。

このとき、やるべきことはあっても、何だかやる気があまり起きません。

行動もノロノロと遅く、働き者が翻ってナマケモノに転身します。

 

目標や目的が頭の中から消滅していき、

「こんな頑張る必要ある?」と思い、遂には思考が停止します。

 

やるべきことや努力を少しでも要することをやろうとすることは嫌がってしませんが、

娯楽は十二分に楽しみます。

 

「無気力状態」に入ったからと言って何もしないわけではないのです。

そうです。娯楽を求めてネットの大海に身を乗り出すサーファーになるのです。

(ここで何もしないなら多分「怠惰」は発生しない気がする)

 

状態3 怠惰

 

建設的なことをやる気はありませんが、娯楽を楽しみます。ただ漫然と。

軽く十数時間を過ごすほどのある意味タフな状態です。

(この状態が勉強に応用出来たらどれだけ幸せなことか)

↓この記事で似たようなことを書いてるかもしれませんが

watoma.hatenablog.com

 怠惰の状態が続くとその長さに比例して、建設的な行為をすること(現実に帰ること)

に、強烈な抵抗が生じます。本当にこれは凄まじい。

習慣の力を瞬間的に体験するようなものです。ほら何か潜在意識の力的な...

 

ちょっと抵抗とか言われてもピンとこないかもしれないので、咀嚼して言いますと、

 

例えば床に一つの箱があるとして、

あなたはそれを机の上に持ち上げて乗せる必要があるとします。

 

怠惰が発生するとあなたはその箱を持ちあげたくなくなり、ほっぽり出して

肘枕をして惰眠をむさぼります。

 

ですが、実はその箱には仕掛けがあって、

時間が経過すれば経過するほど、どんどん重さが増していくのです。

 

後で、やる気が戻ってきて「さぁ、持ち上げようか!」なんて思っても、

「重すぎて持ち上がらない」ということになってしまっているのです。

 

これが「怠惰」による「抵抗」です。うん、分かり辛いですね、スミマセン。

 

ともかく、怠惰の状態になり、長く続くとその状態から抜け出すのが非常に困難になるのです。

 

そして、なんとか怠惰から抜け出すと、失敗による後悔に駆られて、

俄然とやる気が出て意志力が回復し、勤勉の状態に戻るのです。

 

怠惰が行動の原動力?

さて、一連の行動の流れを見てもらいました。

私は徹底的に「怠惰」の項目を排除しようと試みているのですが、

改めてその流れを顧みてみると、どうも怠惰が行動の強烈な原動力となっているような気がしてならないのです。

 

怠惰の発生によって、

  • 自分に対する嫌悪感と
  • 時間を無駄に使ってしまったという後悔、
  • 理想の自分から遠ざかっているという理想との差異を認識してしまうこと

で、負の感情が爆発し、それが私を建設的な行為に突き動かしている。

 

...というのであれば、認めたくはないのですが、私にとっての「怠惰」というモノは、

努力をするためには必須の要素かもしれない、と言えるのです。

 

 

...うそだ! そんなこと!

 

 

これが真理か否かは、今のところはっきりしていません。他にも、抜けている要素が

ある筈ですし、必ずしも負の感情が行為の原動力になっているとは限りませんので。

 

しかし、もしかすると怠惰が行動の原動力となっているのかもしれないのです。

私にとって少し衝撃的な気づきでした。

毎日の記録

  継続日数    一日の総合評価   精神状態良好度   身体状態良好度  出来なかった良行動
20
6
3
6
デジタルデトックス

 

昨日はここ最近で「酷い一日」でした。

まずは出来なかった良行動にあるようにデジタルデトックスを失敗してます。

 

完全に高を括っていました。土日を乗り切れば、怠惰に陥ることはない、と。

土日で頑張った分、警戒と精神の「緊張」をしていた分が、一気に抜け去って、

やるべきことをこなす意志力と、やる気がほぼほぼ0になりました。どう゛し゛て゛!

 

夕方の6時ごろにどうにか怠惰から抜け出すことに成功し、やっていなかった良行動

を急ピッチで済ましました。怠惰の後はやる気に満ちてるな。

 

お陰様でここ数日間は寝る時間が遅れたり、睡眠時間が短くなったりと、

時間に翻弄されてばっかりです。

(昨日のブログ記事も夜の11時に上げるという異例の遅さ、諦めはしなかったことだけは我ながら偉いと思いました。自分は自分が誉めてやらなきゃ。よ~しよしよしよし

 

まぁ、必ずしも良い状態がずっと続くわけじゃありませんしね。

むしろ、悪いことが続くことの方が多いのが実際問題ですし、

いかに逃げずに戦う柔軟性と意力を持てるか、というのも大事なことですよね。

 

何時かの記事にも書いた、「完璧主義より柔軟性を求める」とうのは、

こういったときに発揮できるかどうかにかかってくると感じます。

 

...とはいえ、失敗は失敗ですし、対処も出来たであろうことなので、これは

改善をして同じ過ちを繰り返すことのないようにしていかなくてはなりません。

不出来不成功を素直に認めていきます。反省。

 

それでは、また明日。