えりまとの在る所

記録を綴って愉快に生きようと試みる

人間関係における屈強な精神を作るためには?

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どうも、えりまとです。

皆さんの人間関係は良好ですか?

私は良好です。多分。

私の場合は、内気な性格で知り合いが少ないので、

そもそも関わる人が少ないということもあり、

いざこざが起こることは滅多にないんですよね。

友人とはお互いに適度な距離感を保って、楽しい関りをしているつもりです。

 

そこで人間関係と言って問題になってくるのは

友人だけでなく、家族、会社、学校の中でのことですよね。

 

今回は人間関係において穏やかになれるヒントを書いていきます。

 



 

自分を愛し、信用すること

これは完全に自分自身のことで、内にあるものに変化を起こすわけですから、

容易にできるように思えますが、実際にはそうでないことが多いですよね。


Google検索で「自分」と入力すると予測変換で「自分が嫌い」と出ることからも

そう思う人が少なくないことが伺えます。

 

でも、自分が愛せないのに人を愛せるわけないんじゃないでしょうか。

ですから、人間関係を良好にする礎としては最も大事なことです。

 

不格好で不器用で、不甲斐ない自分自身でも認めてあげましょう。

自分は自分ですからね。

 

そして、自分の考えや行動を信用してあげるべきです。

信用というよりも

「問題はない、大丈夫だ」と安心させること、というべきかもしれません。

兼愛の心

昔々の中国、春秋戦国時代諸子百家の中に墨子という人がいました。

彼は「兼愛の心を持ちなさい、すなわち、すべてを平等に愛しなさい」

と説いたのです。

 

高校の世界史の授業で「いい考えだ!」なんて思ってましたが、

心の中の荒波を鎮めるには確かに有効な考え方です。

味方も敵も何から何まで、すべてを愛する。

会得するのは難しくとも、それは素晴らしいことです。

かのキング牧師も投獄中に看守を愛した、と言います。

相手がこちらに悪意や敵意を持っていたとしても、

こちらが寛大な心を持てば争いはなくなっていくんじゃないでしょうか。

ですから、皆を平等に愛するべきだというわけです。

 

人の役に立つことをすること

人の役に立つことを自ら進んでやると気づきが得られます。

その中の一つとして一番強く感じたことを挙げると

「人の役に立つことをすると、心が穏やかになる」

ことでした。

そして、相手のことが深く知れるようになるんですよね。

相手がどのような人間か少しでも理解できれば、

互いに手を取り合っていけます。

 

まとめ

 

 人間関係において、恒久的な真の精神安定を得る方法は以下の3つ。

 

  • 自分を愛し信じること
  • 兼愛の心を持つこと
  • 人の役に立つことをすること

 

 

いや、まぁ確かにこれができれば、人間関係は良好になりますわ。

これが完璧にできるのは悟りを開いてるような人間ですね。

そうでなくても、めちゃくちゃ徳の高い人です。

 

 

最後に、数年前に私がノートに綴った一説を記しておきます。

何か同じような苦しさを感じている人の答えの手掛かりになれば幸いです。

 

『数日前に気の狂うほどの辛さを覚えたが、
 それは一個人をそれぞれ「善し悪し」で見ていたからだろう。
そのような思考では、いつまでも成長できないと考えた。  自分も含めたすべての人々に兼愛の心をもって接すれば心中の荒波にもまれ、  精神をすり減らし、消耗することはないだろう。  この考え方を久しく忘れていたのかもしれない。他人から自分を好いて欲しいなら、  まず自分が他人を好きになるべきだ。  そしてすべてを包括する寛大な心は頑強な精神の基盤となるだろう。』